このチャンスにハナワン族とホーラは総攻撃を開始する・・・ジロンが信頼できることそしてホーラの策略を感じ取っていたムーナは攻撃を制止するがゲンナは振り切るように戦場へ向かう。

意を決したムーナはアイアンギアーに向かう、そこでジロンに総攻撃のことを知らせる。
そしてジロンの発案で一芝居打つことになった。劇作家のプロポピエフに筋書きを作らせコトセットに悪人メイクを施しムーナをいたぶる内容でゲンナをおびき寄せることにしたのだ。

コトセットやファットマンにイタぶられるふり？のムーナ・・・それを見たゲンナは戦闘を中止、アイアンギアーに忍びこむのだった。
そこでムーナが無傷なことそしてジロンの熱い思いを感じたゲンナは本当のことを理解する。

ホーラの総攻撃が始まる。
二機の新型ウォーカーマシン、ガラパゴスに苦戦するザブングル、そしてアイアンギアーもまだ動ける状態ではない・・そのピンチにゲンナ達ハナワン族が加勢、ホーラ達を一気に追い払うのだった。

夕焼けの中動けるようになったアイアンギアーを見送るハナワン族とゲンナとムーナ・・・二人はハナワンの聖地があること、いずれ太陽のもとに戻れることを信じ肩を寄せ合うのだった・・。

ジロン自分を　”主人公だから”と直球のセリフ。
ちょっとヘン・・演劇シーンでムーナ屋外でもマスクなしで長時間平気・・・。
ホーラ”もう遊びの時間は終わりだ”のあと”ちょっとパターンかな”とつぶやくセリフあり。

マッドシーを抜け陸地に着いたアイアンギアー、しかし燃料が心もとない・・燃料補給を求めるが頑なにを拒む住民達、ホーラの手が回っているのか・・？
エルチは艦長としての力量のなさ、そして女性としての魅力のなさをジロンやコットセットの態度から感じ取りアイアンギアーから出て行ってしまう。

森の中を一輪バイクで走るエルチ。
狼に追われ、あげくの果てにはホーラの息のかかったブレーカーに見つかり絶体絶命！
そこでエルチを救ったのはオットリッチタイプに乗ったエル・コンドルという美青年だった。

翌朝エルの家で目を覚ましたエルチは詩集や音楽に囲まれた生活にあこがれの文化の香りを感じ、迎えに来たジロンを追い返すのだった。
エルは代々受け継ぐ遺跡をエルチに見せ、自らがコレを守り続けていることを話す、そしてその横にエルチはその横には破壊されたイノセントのドームが・・・
彼の父が遺跡を独り占めしようとしたイノセントと戦った跡だ・・だからコンドル家は周囲の人々から虐げられていると話すのだった。

一方ジロンはホーラの先発隊と交戦していた、しかし燃料不足で満足に戦えず捕虜になってしまう。

ジロンを捕らえたホーラは村はずれの石油タンクにアイアンギアーをおびき出す、しかし策略を知ったエルは単身ダブルスケールに戦いを挑んでいく。

エルチを迎えに行こうとするジロン、その時ウォーカータンカーが襲われているのを発見する。助けたらガソリンが手に入るかも・・・アイアンギアーにはもう今日の分しか燃料がナイのだ。 必死に助けるジロン達・・・・しかし積んであるはずのガソリンはカラだった・・・
これはホーラがアイアンギアーを引きつけるためにヤッたことだった・・・ダブルスケールの修理の時間がほしいのだ。

一方エルは自分がダブルスケールを攻撃したため街に被害が出ることを心配していた、しかしコンドル家の人間に村の人は相変わらず冷たかった。
エルへの仕返し、そしてザブングルをおびき寄せるため村に火を放つホーラ達。
非難を受けるエル、ザブングルも底なし沼にハマりジロンを乗せたまま沈んでいく・・・。

エルと共にオットリッチで行動を共にしていたエルチは助けを求めるジロンの無線を傍受する、底なし沼に向かい間一髪ザブングルを救助しホーラの待つ村へ向かうのだった。

待ち構えていたホーラに左腕を撃ちぬかれるエル・・・冷たい村人、エルチは村から離れアイアンギアーに来るよう進言する。しかし彼は身体を張って村を守ることを止めようとしない。

ウォーカーマシンからエルチを下ろし遺跡で待つホーラとゲラバに単身戦いを挑むエル。
ジロンもザブングルで加勢するがウォーカーマシンの性能差は歴然としていた、エルはコクピットごと自らの一族が倒したイノセントのドームに叩きつけられ最後を迎える・・・。

気持ちの整理がつかぬままアイアンギアーに戻ったエルチ、彼女をジロンは優しく諭すのだった。

ホバギーで走るラグはバッファロータイプのランドシップに追われていた。彼女はエルチとジロンの関係が嫌になりアイアンギアーを家出してきたのだ。
バッファロータイプの船長アコンは冗談半分で追っていただけだった・・がラグは森に迷い込んでしまうはめに・・・。

ヒルに噛まれ気絶していたラグをアコンは保護する、彼は追い回していたラグに好意を持っていたのだ。

ラグを心配したジロンはアイアンギアーと別行動をとる・・・ふりをしてラグを探すことにする。ラグを探しているとエルチがうるさいのだ。

ラグはアコンと静かな時を過ごす・・・が彼女はアコンがホーラの傘下であることを知る、しかし彼がホーラを快く思っていないことも感じ取っていた。
そしてアイアンギアーの待ち伏せをすることも知ったがアイアンギアーに捨てられたと思っていたラグはこのことに目をつぶり無視をを決め込んだ。

出撃するアコン。

アコンのバッファローとホーラのダブルスケールでアイアンギアーをはさみ撃ちにしようというのだ、ココロ穏やかでないラグ・・・しかし傍受した無線から自分が完全に見捨てられたと感じるラグは観戦を決め込んだ。

苦戦するアイアンギアー、エルチがザブングルで出るが彼女では防戦一方だ、押されていく。

その時ジロンが戻りアイアンギアーをウォーカーマシンに変形させ戦況を一変させる、撤退するアコンたち・・・そのアコンの手当をするラグ。

ラグへの好意をあらわにするアコン、そしてアイアンギアー、ラグはこれからのことを考えずにいられなかった・・。

アコンを連れて運び屋のカラス・カラスにアイアンギアーの共同で叩く相談を持ちかけるホーラ、一方ジロンはブルメとチルを連れて敵営に忍び込む。

ジロンは前の戦いの時見かけたということで敵のバッファロータイプに忍び込む、そして覗いた窓にはラグの姿が・・。
ラグはジロン達を追い払いアイアンギアーに帰るつもりはないこと告げる。

アイアンギアーの3人を追い返したことをアコンに告げたラグ、アコンは包み隠さず話してくれたラグにますます好意を持つ。
ホーラは2人にザブングルを奪取してくるよう命令する、それでカラス・カラスを叩けばおのずと彼と共同戦線を脹れることになるからだ。ラグはアコンのためにその要請を受ける。

夜のアイアンギアーに響く爆音！奪取されるザブングル、そしてもう残されたもう一機の方は噴煙を上げていた！ラグの仕業だ。

奪取したザブングルでカラスのバザーに攻撃を仕掛けるアコン。　ホーラのダブルスケールが現れるがなんとアコンのザブングルを攻撃してくる、ホーラにしてみればザブングルでカラスのバザーを攻撃した時点でアコンは用なしなのだ。
チルの知らせでアコンがホーラにヤラれていることを知るラグ、急いで向かうが目の前でアコンがやられてしまう。

呆然とするラグの背後から修理を終えたフル装備のザブングルが登場、一瞬で勝負を決める。

ラグはその様子をまるで他人のように眺めていた・・・そして自分の帰る場所がナイことを悟るのだった。

ウォーカーマシンを物色するラグはギャロップタイプを手に入れた。

昨日のホーラとの戦闘でアイアンギアーに助けられたというカルダス・ブルーンという男がエルチに声をかけてきた。交易商人で切符にイイ彼は、険悪になったカラス・カラスの手下たちとジロンたちの仲裁をする。

手に入れたギャロップタイプでそのに登場したラグは自分は”一人が性に合っている”と言い、しかも勢いでホーラの元へ行ってしまう・・・ジロンは気が気でない。

この場でバザーを開くわけにも行かずアイアンギアーは西へ出発する。ほどなくダブルスケールの奇襲を受ける、迎え撃つジロン達・・・が敵のウォーカーマシンの中にラグを発見！戦いを避けるため谷に逃げ込む。

谷の奥へ奥へと進ませ敵が一気に攻めてこれない状態にするアイアンギアー、待ち構えて撃つ作戦だ。
出撃するザブングル、ホーラのガラバゴスタイプを追い込んでいく、そして最後のトドメ・・・というところでラグがホーラをかばう！
動揺するジロン・・・”ホーラを殺させない”しかし明らかにアテツケとしか思えない・・・・その隙にゲラバに後ろを取られるザブングル。

そのピンチにアイアンギアーはウォーカーマシンに変形し戦況を変えていく。面白くないラグはアイアンギアーに取り付いてエルチに銃を向けるのだった。

間一髪振り落とされるラグ、それをザブングルで助けたジロンは彼女のもとに駆け寄り力いっぱい彼女を殴り続ける・・・ジロンの目に涙が溢れていた。

そしてラグも涙を浮かべながらそのコブシを受け入れ続けるのだった・・・

アイアンギアーはLポイントへ向かった。
監禁されたラグが気になるジロン、彼女のために食事を作り持ち込む・・・やさしく言葉を掛けるジロンと彼が作ったカラシが効き過ぎた食事？をラグはうれしそうに食べるのだった。

一方カラス・カラスは弟ガリーの帰りを待っていた、凄腕の弟と合流して自分のバサーの近くで戦闘したアイアンギアーに落とし前をつけさせようというのだ。
カラス・カラスの元へ急ぐ弟ガリーはホーラの策略によりアイアンギアーと交戦になる。
ジロンと張り切るラグの活躍によりガリーの艦隊は甚大は損害を受け兄カラスの元へたどり着いた時ガリーは静かに息を引きとる・・・カラスは激怒する。

ジロン達は捕らえた捕虜によって最初に攻撃を仕掛けたのは第三者であることを知る。誤解を解かなければ・・・ジロン・ブルメ・ダイクの三人はカラスの元へ走る。

それと行き違うようにカラスがアイアンギアーに攻撃をかける、ここまで攻撃が早いものホーラの差金だった・・・カラスとしては凄腕の妻グレタを待つべきとも考えていたのだ。

3人を欠いたアイアンギアーにはまともな戦闘員がいない！チルは再び閉じ込められていたラグの下へ急ぐ。
解放されたラグはザブングルでカラスを迎え撃つ。一気にピンチに陥るカラス・カラス、しかしホーラが合流する約束のはず・・・だがホーラはエンジントラブルのふりをして出てこない。
カラスは被害が大きくならないうちに撤退するのだった。

戦闘によってザブングルの中で気を失っていたラグは戻ってきたジロンにオンブされて運ばれる、その様子にエルチはヤキモチ全開・・・そして艦長である自分の許可がないのにみんながラグを許しているのも気に入らなかった。

ガリー　変形前のザブングルを見て”ただの車じゃねえか～”。
ジロンがザブングル1に乗ってる。ザブングル2はラグ、いつもと逆。

皆と以前のようにすっかり打ち解けたラグ。エルチはそれがおもしろくない、ジロンに”もう3日経ったのだから”と諭されるが受け入れられない・・・自分がジロンのように”3日の掟”にこだわれなくなってきているのを感じていた。

その時アイアンギアーに砲撃が！
カラス・カラスだ、しかし彼のランドシップは甚大な被害を受けていたはず・・・・ホーラの補給によってこんなに早く第二波が来たのだ。迎え撃つジロン、しかし別方向からの砲撃が・・・。

カラスの妻グレタだ。アイアンギアーは煙幕を焚きながら”すり鉢谷”へ逃げる、迫り来るグレタのランドシップ。
ジロンの発案でザブングルでも別に煙幕を焚きアイアンギアーとザブングルで位置を撹乱させる作戦に出た。

たどり着いた”すり鉢谷”はその名の通りすり鉢状の行き止まりだった。追詰められたアイアンギアー。

一進一退の戦い、その中でエルチは自分なしでもアイアンギアーが機能していることを感じ寂しく思うのだった。状況を打破すべくアイアンギアーをウォーカーマシンに変形させる。

グレタのウォーカーマシンとランドシップはつぶされカラスはランドシップを捨てて再起を掛ける。

ガリーとグレタの復讐を誓うカラス、だがグレタは生きていた・・・。

ジロン・ラグのザブングル同士がくっついてもヤキモチを焼くエルチ。
グレタなぜかランドシップの甲板で全裸水浴び　服を着るシーン等ちょっときつい。
ハイヤ打ちながら”俺は当たらないようになってるんだろうな主役じゃないから”という悲しいセリフ。