1.基本プロフィール・性格・容姿
アーサー・ランクに次ぐイノセントNO.2でアーサーを監視し権力を封じている。各一級司政官への指示もカシムが実質やっている。
初登場は31話、Jポイントでビラムがアーサー・ランクと交信した際アーサーの傍らに立っていた。ただこの時はセリフもなく年老いた側近程度にしか見えず後のイノセント支配を推進する暴挙を起こす気配はあまり感じられない。
背中が丸まっているおり高齢、高圧的ですぐ権力を振りかざすイヤなジイサン。
47話でキッド・ホーラにホバーヘリテスタントⅢの中からふんぞり返って指示していたり50話ではXポイントから脱出しようとしたイノセント達をミサイルで撃破するというムチャなこともしている。
さすがに最後は雇ったブレーカーやビラム達までも逃げ出してしまうことになる。
常に黒ずくめのイノセントの制服を着ている。アーサーの制服と違い肩に3本のラインが入っているのが特徴である。
最後Xポイントに追詰められたカシムはポイント内で大型ミサイルをやけくそで発射、結局そのミサイルの下敷きになり最後を迎えることになる。
彼の死により実質シビリアンはイノセントの支配から脱し新たな時代を迎えることになる。
2.反人類再生計画
イノセントの使命である”人類再生計画”をヨシとせず、このゾラの独裁を目論む。ジロン達新しい世代のシビリアンの出現に眉をしかめ時代の変化を受け入れようとしない。
44話でヨップに潜入したジロン達にアーサーを殺害させようとしたり、35話からは”対シビリアン用の軍隊”の編成を一級司政官ビラムに指示している。
カシム・キング派イノセントとしてはビラム・キイ、ドワス、ヨップの警護を担当していた二級司政官アリバ・ドーラなど。エルチの洗脳を担当したDrマネも実質カシム・キング派と言えるかもしれない。
3.使用銃器・マシン等
ホバーヘリテスタントⅢを使用、44話ではホバージープに乗っているシーンもある。
4.エピソード等
・エルチの洗脳を強固なものにするために自らの性格バターンをコピーした。
・Vポイントの自室は壁がダークグレー、アーサーの白い部屋とは真逆のイメージに設定されていた。
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